朝顔
○朝顔の明日咲く花を数えけり
(あさがおのあすさくはなをかぞえけり)
○あさがおの押し花つくる一家かな 秋甫
○碧色のあさがを多く空寂し 々
○朝顔の自らゆれて開きけり 々
この数年の間に、軒下の陽陰作りはもっぱらゴーヤに変化しているように思う。ゴーヤと言えば沖縄をイメージするくらいだから暑い地方が産地なのだろう。太陽の光を受けてどんどん葉をつけ成長する。濃い影は遮温になるし花が咲き実になると食料にもなる。一石二鳥というところだろうが、俳句的にはちょっと情緒を感じられないのが残念。
上の家でも2年ほど前から西側の軒は朝顔からゴーヤに植え替えられていた。家人は誰もゴーヤを好まないからと言って、できればもっぱら我が家に頂いている。